学校案内
校長あいさつ
子どもが主役の学校づくり
今年で109年目を迎えた東桂小学校ですが、明治5年の学制発布後に十日市場、夏狩、鹿留、境の4地域に尋常小学校が創設され、明治44年には、それらの学校が統合され、大正元年10月17日に現在地に東桂尋常小学校の新校舎が落成しました。この日が本校の創立記念日となりました。
本校には、大きなキャラの木があります。昭和2年に、愛郷学堂(この当時にしては県内でも有数な大きな講堂)の落成を記念して、杉本伝様の裏庭に植えてあった木を弟の杉本忠一様から斡旋・寄贈されました。このキャラの木が91年という歳月を経る中で、存在感を増し、本校のシンボルの木として、この間の時代の変化の激しさや子どもたちの成長の様子を見てきたことに感慨深くします。
本校の特色の一つに縦割り活動があります。6年生を中心に全校が仲良しになることを目指して、縦割り遊びや縦割りで行う集会等に取り組んでいます。
また、東桂小学校の隣には東桂中学校があり、小学校を卒業した子どもたちのほとんどが、東桂中学校へ進学します。そのため、昔から他地域にない「東桂地区児童生徒健全育成協議会」や「東桂地域協働のまちづくり推進協議会」を中心としたスクールガード、桂子ども教室、東桂地区学童保育運営委員会等の実行委委員会が組織され、東桂地域の子どもたちの育成に地域と学校が連携して、推進している特色もあります。
1 学校経営の基本理念
(1)子どもが主役 「自分で!」「自分たちで!」
小学校は義務教育のスタートの時期に当たり、生涯をとおして学ぶ基礎・基本となる学力を習得していくところである。多くの人々とのかかわりや様々な活動や体験をとおして、人間性や社会性を大きく育てていく発達段階にある。
学校は、子どもにとって伸び伸びと過ごせる楽しい場所であり、分かりやすい授業が展開され、試行錯誤を繰り返す中で、様々な学びがうまれる場所でなければならない。
私たち教職員は、児童一人ひとりをそれぞれに輝く個性をもったかけがえのない存在(オンリーワン)として、どの子どもにもやる気と自信をもたせ、自分の人生を力強く切り拓いて、たくましく生き抜いていく力を培うことができるよう、指導していかなければならない。そして、指導の原則として授業と学級づくりを両軸とし、「ほめてのばす」「教えて、やらせて、任せて、育てる」「教師がリーダーでなく、子どもの中にリーダーを」「子どもたちに、自治の力を」を念頭に置き、「子どもが主役」(主体)「みんなが主役」の学校づくりを、全職員が一丸となってめざす。「自分で!」「自分たちで!」
(2)「生きる力」を育む「徳・知・体」のバランスのとれた質の高い教育の実現
学習指導要領に示された新しい時代に必要となる資質・能力の育成(「生きる力」を育む「知・徳・体のバランス」)の育成を図り、「個別最適な学び・協働的な学び」「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指し、カリキュラム・マネジメントの充実を図る。さらに、グローバルな時代をたくましく生き抜くため、外国語教育の充実やICT機器の活用など情報活用能力の育成を図っていかなければならない。そのためにはOJTの推進、教職員の研修、授業改善が急務であると考える。
(3)安心・安全で楽しい学校
学校は子どもたち一人ひとりがいろいろな人・もの・事との関わりの中で学び成長していく場所である。特に人との関わりで中心となるのは、何といっても担任であり学級の友だちである。その学級が子どもにとって「安心できる学級」「居心地のよい学校」であることが重要である。そのために、担任は学校教育目標につながる学級経営案と具体的目標を設定し、必要に応じて評価し、新たな手立てを考える中で、可能性を秘めた一人一人の成長を見守らなければならない。加えて、命の教育を実践していくことを確認する。
(4) 家庭・地域との連携の推進→「地域に出よう!」「地域を招こう!」
子どもの教育は、言うまでもなく学校だけでできるものではなく、家庭・地域社会との連携が必要である。そこで、学校を一層開かれたものとし、学校教育目標や教育活動等の情報を積極的に発信し、学校評価等で家庭・地域の声を受容し、地域人材・施設・環境等を学校教育に活用していくことが重要である。 子どもたちが自ら生活する地域に愛着を持てるよう地域の様々な方々とふれ合い学ぶ機会を設け、地域の特色を生かした地域学習の推進を図ることも必要である。そのためには、教職員自身が地域に関心を持ち地域から学び姿勢を持って取り組んでいく。
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[基本目標] 「みんなが主役」夢と目標に向かう児童の育成
「みんなが主役」とは、児童一人ひとりをそれぞれに輝く個性をもったかけがえのない存在(オンリーワン)として、子どもを丸ごと受けとめ、すべての子どもに精一杯の愛情を注ぐことから始まる。また、変化の激しい現代社会において、夢や目標を持ち、精いっぱい努力することが、自分らしく生きることにつながると考える。そこで、長きに渡って続いてきた学校教育目標「ふるさとを愛し、世界に目を向け、仲良く学び合う、心豊かな児童の育成」を、大きく変換することをここに宣言する。
冒頭に「みんなが主役」と掲げ、子どもを主役(主体)としながら、保護者も地域も教職員も、だれもが輝くみんなの学校づくりをめざす。そして、学校・家庭・地域の総意をもってその実現に取り組む。
学校は、今を生きる子どもたちにとって、未来の社会に向けた準備段階としての場である。そして、学校そのものが、子どもたちや教職員、保護者、地域の人々などから構成される一つの社会でもある。子どもたちは、こうした学校も含めた社会の中で、生まれ育った環境にかかわらず、また、障害の有無に関わらず、様々な人と関わりながら学び、その学びを通じて、自分の存在が認められることや、自分の活動によって何かを変えたり、社会をよりよくしたりできることなどの実感を持つことができる。これらは、主体的に学びに向かい、学んだことを人生や社会づくりに生かしていこうという意識や積極性につながっていく。つまり、学校は、未来に生きる子どもたちの基盤を創造している場であるといえる。
故に、子どもたちには、学校で学んだことが「生きる力」となって、明日に、そして、その先の人生につながってほしい。これからの社会が、どんなに変化して予測困難な時代になっても、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。
その実現においては、すべての教育活動において「目標」をもった取組がかぎとなる。与えられた課題に取り組む姿勢を大切にしながらも、自らの目標を明確にして、それに向かって努力をすること、目標の振り返りや評価をすること、目標の達成を感じること、新たな目標と出会うことなどを通して、自らを切り拓く力を培ってほしい。さらに、集団としての目標を明確にして、目標に向かって試行錯誤したり失敗の経験を積んだり、議論を繰り返したりする過程を積み上げ、目標に向かってやり抜くたくましい集団へと成長していってほしい。失敗を恐れずにやり抜くたくましさ、失敗を糧に新たな目標に向かってやり抜くたくましさこそ、これからを生き抜く力となるはずである。
さらに、我々教職員こそが、こうした目標を常に意識し、一丸となって目標に向かってやり抜くことは、子どもたちのために教育の未来のために、必要不可欠であると考える。授業と学級づくりを両軸とし、「ほめてのばす」「教えて、やらせて、任せて、育てる」「教師がリーダーでなく、子どもの中にリーダーを」「子どもたちに、自治の力を」を念頭に置き、「みんなが主役、夢や目標に向かう児童」をめざすこととする。
[めざす子ども像]知・徳・体のバランス
知:すすんで学ぶ子
徳:思いやりのある子
体:健康でたくましい子
総:自分から進んであいさつができる子(家庭でも学校でも地域でも、いつでもどこでもあいさつができる子)
学校経営
東桂小学校の教育
令和5年度 スクールプラン(学校経営方針) (2023-04-14 ・ 341KB) |
いじめ防止基本方針
改訂版いじめ防止基本方針
東桂小学校「学校いじめ防止基本方針」 (631KB) |
校外学習に関わるマニュアル
校外学習に関わるマニュアル
校外学習に関わるマニュアル (229KB) |
学校の概要
名称 | 東桂小学校 |
所在地 | 〒402-0034 山梨県都留市桂町796-1 |
電話番号 | 0554-43-2466 |
FAX番号 | 0554-43-9742 |
校長 | 清 水 浩 喜 |
創立年月日 | 大正元年10月7日 |
沿革
明治~昭和
明治44年
3月31日 | 十日市場・夏狩・境・鹿留の4尋常小学校と称し、大野分教場を置く。児童数642人、学級数11学級 |
4月20日 | 高等科を併設し、東桂尋常高等小学校と称する。 |
大正元年
10月7日 | 校舎落成 この日を学校創立記念日とする。 |
4年
6月26日 | 校歌を制定し、認可される。 |
11年
10月30日 | 増築校舎の落成式挙行 |
15年
8月7日 | 神戸擧一氏の寄贈による「愛郷学堂」落成式挙行 |
昭和3年 10月 | 神戸徳太郎・三枝彦太郎両氏寄贈の理科室完成 |
9年
3月31日 | 大野分教場廃す。 |
14年
2月15日 | 新校舎建築し、落成式挙行 |
16年
4月1日 | 東桂村立東桂国民学校と称する。 |
17年 2月15日 | 南都留支会主催理科授業公開 |
22年
3月31日 | 学制改正により、東桂村立東桂小学校となる。 |
23年
4月1日 | 県実験学校の指定を受ける。 |
27年 10月17日 | 学校創立40周年記念式典を行う。 |
29年
4月29日 | 都留市制公布により、都留市立東桂小学校となる。 |
33年
12月3日 | 県統計教育研究を公開 |
34年
10月3日 | 全国唱歌ラジオコンクール県第1位となる。 |
40年
9月 | 愛郷学堂第一期改修工事完工 |
41年
7月24日 | プール完成 プール濾過装置完成(43年7月11日) |
11月6日 | 愛郷学堂第二期改修工事完工 |
11月2日 | 道徳教育についての研究成果を全国に公開 |
45年
4月28日 | 東桂小中学校給食センター落成 |
46年
10月17日 | 学校創立60周年記念式典及び新校旗樹立式を挙行 |
49年 8月19日 | 現校舎建築起工式を行う。 |
50年
7月19日 | 現校舎(普通教室棟)竣工式挙行(鉄筋3階立) |
10月19日 | 校舎建設委員会記念事業として、全教室(第二期工事管理棟分6教室を含む)カラーテレビ30台・同調整卓1台・インターホン・親子時計30台を設置(1,400万円) 第二期工事(管理棟1,559㎡)着工(12月19日) |
51年
8月30日 | 管理棟竣工式挙行 |
52年 5月20日 | 学年別観察園設置 |
54年
4月22日 | 野外学習園完成 安全祈願及び校歌碑除幕式挙行 |
12月19日 | 野外遊具施設完成 竣工式挙行(第一期) |
55年
7月5日 | プール改修工事完工 |
56年
8月17日 | 野外遊具施設完成 竣工式挙行(第二期) |
10月 2日 | 金属遊具施設完成 |
12月25日 | 学校創立70周年記念誌、「キャラの木」刊行 |
59年
8月7日 | 屋内運動場建設起工式 |
60年
2月16日 | 屋内運動場落成式 総事業費14、420万円 記念事業1、500万円 |
4月13日 | 愛郷学堂跡地に庭園完成。神戸挙一氏顕彰碑除幕式 |
63年 4月 | 教室を改修しプレールーム・図工室・音楽室を設置 |
平成~
平成元年
7月 | プール更衣室改築、濾過装置取替 |
2年 6月 | 校庭車道舗装工事完成 |
3年
10月23日 | 学校創立80周年記念として、歴代PTA会長・校長による「愛郷会」を発足する。 |
6月 | ブランコ・プール温水シャワー設置 |
6年
1月26日 | 体育倉庫新設 |
5月24日 | 中庭足洗場新設 |
7月10日 | 校庭遊具スカイターン・ハングリング設置寄贈 |
8月10日 | 校門一対新設寄贈 |
10月28日 | 文部省指定帰国子女教育研究協力校として、全国公開 |
7年 9月22日 | コンピュータによる図書館管理システム運用開始 |
9年
12月25日 | 三連ブランコ「愛郷会」より寄贈。コンビネーション遊具新設 |
10年
7月 | 児童棟防水工事(屋上)完成 |
11年
8月 | 防災設備改修工事 管理棟外壁塗装工事 |
12年
8月 | 児童棟外壁塗装工事 |
9月 | 児童用パソコン新規入れ替え並びにインターネット接続 |
13年
7月 | プール新装 |
15年 16年 | チューター制度県研究指定校 |
8月 | 児童棟耐震大規模改修工事完了 |
17年
4月 | 市SAT(学生アシスタントティーチャー)制度開始 「心に元気をはぐくむ道徳教育推進事業」県研究指定校 |
12月 | コンピューター室機器入替(1人1台) |
19年
7月 | 管理棟職員玄関・大廊下壁塗り替え |
20年
7月 | AEDを体育館へ設置 |
23年
8月 | 校庭・駐車場等整備 |
24年
2月 | 体育館改装工事完了 |
24年
3月4日 | 学校創立100周年記念式典・記念誌発行・植樹・記念ファイル作成 |
25年
2月 | 校舎屋根・外壁改修工事完了 |
26年 6月24日 | 校庭土入れ替え工事完了 |
27年 8月 | 窓ガラス耐震化工事 |
29年11月 | 青少年赤十字活動研究指定都留市東桂地区2校公開研究発表会(東桂小中) |
平成31年1月 | 校内無線LAN運用開始 パソコン室でのタブレット使用開始 |
令和2年 | 新型コロナウイルス感染症感染防止のための臨時休業(3月2日~3月25日) 令和2年度を通して、新型コロナウイルス感染症の影響で諸行事を中止・縮小して実施 文部科学省GIGAスクール構想による一人1台タブレット端末導入準備開始(12月) |
3年7月 | 一人1台タブレット端末導入 |
4年8月 | 体育館LED照明入替・トイレ改修工事 |
交通アクセス
アクセス:富士急行線東桂駅 徒歩約1分 富士急行東桂駅前バス停 徒歩約1分