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令和6年度 ニュース

宝小ニュース

生まれる力 命の力

2024-12-10
4年生から6年生のみなさんが、2・3校時に命について学習しました。助産師さん、管理栄養士さん、保健師さんが宝小学校に来てくださり、人が生まれるということ、命を育むということについて教えてくださいました。命の始まりが針で紙に穴を開けたくらいの大きさであることやお米の粒くらいの胎児が、どのように成長していくのかということ。その間に大きな役割を果たすへその緒について、また、胎児を守る羊水について詳しく教えていただきました。女性の骨盤の模型を見せながら胎児が命の道をどのように通って生まれてくるのかということや命の窓を通って生まれてくる子の大変さも分かりました。動画も交えて、ようこそ命、あなたの命にありがとうという価値観を感じることもできました。生まれてきた子に対して、あやしたり話しかけたりするなど無償の愛を注いであげないとその命は未来へ向かわないことも分かりました。助産師さんからこれらのお話を聞いた後、あかちゃんの人形を抱っこする体験をしました。一人一人の児童は何を感じ、どんなことを思ったのでしょうか。次に、管理栄養士さんから母乳は何から作られるのかということやどのようなはたらきがあるのかというお話を聞きました。更に、離乳食を赤ちゃんがどのように食べるのかということも教えていただきました。子供たちは、自分たちにとって栄養のバランスが大切であり、今の自分だけではなく未来の自分の体をつくっていくということが分かったことでしょう。今日の学習の感想として、次のようなことが発表されました。・赤ちゃんは思った以上に重たかった。私を産んでくれたお母さんに感謝しようと思った。・誕生学や赤ちゃんの成長について教えてくれてありがとうございました。・自分が成長してきたのは、いろいろな人のおかげ、これからはみんなに感謝しながら生活したい。自分が生まれる前にたくさんの命がつながれてきた。先祖がいたから自分がいる。・あらためて命の大切さを感じた。今日の授業で、子供たちは様々な思いを心の中に持つことができました。講師のみなさま、ありがとうございました。私は学習の様子を見ながら、子供たちは何を感じただろう。自分や友達を大切にしなければと思っただろうか。大切な命を生きるその時間を何にどう使おうとするのだろうかと思いました。決めるのは自分自身です。ただ、私の願いとしては、あなたの言葉で人を責めたり悪く言ったりするのではなく、人の心があったかくなるように優しさと思いやりを伝えてほしいと思います。あなたのその手で悪いことをするのではなく、ともに歩む人と手を携えて進んだり、困っている人がいたら支えてあげたりしてほしいと思います。あなたの心と時間を、自分や周りの人が幸せを感じて生きていくために使ってほしいと思いました。子供は大人の鏡です。そんな風にしてほしいと願う私自身がそういうふうにしていこうと思います。
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