令和6年度 ニュース
宝小ニュース
継続と振り返り
2025-01-22
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宝小では、健やかな心と体の育成の一環として、体育集会に向けた長縄跳びの練習をしています。体育委員会が計画してくれて進行もしてくれているので、児童会活動として主体性を伸ばすことにもつながっています。毎週水曜日の中休みには、全校が体育館に集合し、学年ごとに練習に取り組みます。後半は時間を決めて記録を取りますが、そのときの緊張感は大きなものです。心を合わせてリズムを合わせて、励まし合いながら勇気をだしながら縄跳びに集中する時間は子供たちにとって大切なものになっています。また、継続して取り組んでいるので記録の変化で自分たちの伸びを感じることができます。ときには、前回の記録より少ない回数になってしまうこともあるでしょう。それもまた学びです。宝小の子供たちは、継続して取り組んでいなければ分からないことが分かり、知り、感じていると思います。縄跳びが終わると、どの学年も輪になってこれまでの振り返りと今後どうしていったらよいかということを話し合っています。メタ認知をして、自分たちが努力をしていること、どれだけ伸びてきているかということ、運動が得意な人も苦手な人も一緒になってがんばっていることなど、自己肯定感の高まりにも結びつくでしょう。目標、取組、振り返り、そして新たな取り組みというPDCAは、子供たちが自ら育つために必要なサイクルです。
素敵な時間
2025-01-22
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1校時の学習の時間が素敵でした。2年生の前の廊下を歩きながら中の様子を見ると、どの子もとても集中して机の上の画用紙に何かをかいています。教室に入ってみると、一人ひとりそれぞれ一枚の紙の上に、詩と絵の世界を創り出していたのです。金子みすゞさんの詩のように、「みんな違ってみんないい」素敵な作品がありました。字と絵の位置や大きさ、バランス、構図も個性的であり芸術的でした。同じ緑色でも少しずつ違う緑を何色も使って葉や野菜の色を塗っていたり、写実的ないきものの絵があったり、詩のタイトルだけを違うフォントにしたり、子供たちの発想や着目点や表現力はまさに天才的であると思いました。みんな夢中になってあふれる才能を発揮していました。少し話しかけると、詩と絵の素敵な作品をお友達にプレゼントするんだと教えてくれました。みんなでお互いにプレゼントするのだそうです。なるほど、素敵な理由がもう一つそこにあったのですね。一人ひとりの持つ豊かな感性と才能を一生懸命表現していることに加えて、お友達の喜んでくれる笑顔を思い描き、お友達にとって素敵なプレゼントになるように心を込めて作品を創っていたのです。だから、こんなにも素敵だったのです。子供の学習活動に感動するという素晴らしい体験ができました。ありがとう2年生。
朝から集中
2025-01-21
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一年間の学習や活動の成果は大きく、宝小のみなさんの成長に結びついていると感じる場面がたくさんあります。その一つが朝の時間。登校後、一日の学習ができる準備をし、提出物を所定の場所に出し、その日の朝やるべきこと(読書や基礎基本の学習、学級活動など)をあたりまえのようにやっていきます。今朝は、基礎基本の時間がありました。ミライシードのドリルパークで算数や漢字の学習をしていた人たちもいました。自分の課題があって個に応じた学習、誰もがやらなければならない学習、いろいろな学習がありますが、共通していることは、どの子も一生懸命やるということです。朝の時間は短時間ですが、それを積み重ねることで大きな成果となっていきます。それを宝っ子が証明してくれています。
三学期最初の委員会活動
2025-01-20
5校時のあとに、委員会活動が行われました。各活動場所をまわってみると、主に一年間の活動の反省をしていました。自分たちの計画はどうだったか、目標は達成できたかなど、自分事として活動を見つめて主体的に振り返りをしていました。このあと、まだ集会等の活動がある委員会もあれば、どの委員会も常時活動がありますが、そろそろ年間の活動がゴールを迎えます。委員会活動が、日常的に自分たちの手でより学校を創っていこうという意識の向上と具体的な取組につながっていました。一学期の活動が二学期に、二学期の活動が三学期へと宝小のみなさんの成長につながっていました。ここで一年間を振り返り、児童総会で宝小のみなさんでその反省を共有することで、今年度の活動が来年度へつながっていきます。あと少しの時間しかありませんが、最後までしっかりと委員会活動をしていきましょう。
今日は大寒だけど 少し暖かい一日
2025-01-20
暦の上では、今日は一年で一番寒い日である大寒です。しかし、この季節にしては朝から少し暖かく感じました。そんな日でありましたが、1年生が生活科で身近な冬を探していました。日陰には水道の水や雨による氷があるのを見つけました。また、土の中にひっそりと存在していた霜柱も見つけて見せに来てくれました。裏庭に並んだ鉢の土の中には、春をじっと待つチューリップの球根があるはずです。新1年生が入学してくる頃に、きれいに咲いているといいなと春に思いを馳せている姿もありました。みんなでたくさんの冬を探していましたが、こんな風に冬を見つけることが春につながっていることに気づいたのではないでしょうか。桜の木には冬芽がたくさんあり、春には桜の花が宝小を華やかに飾ってくれることでしょう。冬来たりなば春遠からじ(シェリー「西風に寄せる詩」より)ですね。