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　１１月２９日（火）、未来の科学者訪問セミナーで、山梨大学の桑原哲夫先生が未来の科学者（６年生）に、科学の面白さを伝えにきてくださいました。

　テーマは「水溶液でエンターテインメント～水溶液の性質と自然界の水溶液～」です。

水の性質として、１．循環する水（体の中、地球規模）、２．１個の水（水の分子、酸素、水素原子）、３．姿の変わる水（水の三態）、４．酸性・アルカリ性・中性（色が変わる水溶液）、５．ルミノールの化学発光実験（科捜研の女で出てくる血痕を見つけるのに利用する反応）の５つについて、楽しく分かりやすく教えていただきました。魔法の水によって、水に色がついたと思えば透明にもどったり、ブラックライトの光で透明の水が青くなったりするのを、子ども達はドキドキワクワクしながらみていました。また、水の分子の大きさのたとえとして、「地球上の１個のリンゴの大きさの関係が リンゴ上の１個の水分子の大きさの関係と同じ」と教えていただきました。５の発光実験では、暗くした理科室で２つの水溶液を混ぜると水溶液が発光し、幻想的な世界を味わいました。

　未来の科学者が育ってくれることを期待します。