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　３月８日（水）の５校時にキャリア教育の一環として５、６年生の総合的な学習の「職業講話」がありました。全日本空輸株式会社（ＡＮＡ）に勤務し大型旅客機のパイロット（機長）をされている長田浩希さんを講師に迎え、パイロットの仕事についてお話をしていただきました。長田さんは現在、ボーイング７７７という大型旅客機の機長として、国際線、国内線で航空機の運航を行っていて、国際線では主に北米やヨーロッパ、国内線では北海道、大阪、福岡、羽田などの路線の運航に携わっているということです。
　まず、長田さんが操縦している機体の特徴についてお話いただきました。どのくらいの大きさや重さがあるのか、どのくらいの速度で飛行するのかということについて身近な乗り物などと比較して分かりやすく話していただきました。次に、パイロットの仕事につい長田さんの運航スケジュールをもとに話してくださいました。国内線では１日１往復から２往復の運航を、国際線でも１日１往復の運航をすることがあること、国際線では３名のパイロットで１４時間の運航を行うこと、時差があるのでその対応が難しいこと、日常の健康管理にはとても気をつけていること等パイロットとして多くの人の命を預かっている仕事の大変さについて子どもたちも実感していたようでした。
　１時間の講話の中で、自分の夢であったパイロットという職業につくために長田さんがとても努力したこと、そのことから子どもたちに、「自分の夢や目標に向けて努力することの大切さ」について子どもたちに伝えていただきました。
　子どもたちにとっては、自分の夢や目標に向けて努力すること、そして自分の将来について、職業について考える貴重な機会となりました。